2024/11/15 08:55
天然の植物から香りの成分を抽出した精油。せっかく手に入れた精油の保管方法は実は結構大事なんです。適切に保管しないと香りが飛んでしまったり、品質が落ちてしまったりすることも。今回は、精油を長持ちさせるための保管方法や注意点をご紹介。
1. 直射日光を避ける
まず、精油にとって最大の敵は「光」。特に直射日光は香りの成分を変質させてしまうことがあるので、明るい場所に置かないようにしましょう。できれば、暗い場所で保管するのがベスト。遮光瓶に入っている精油を選ぶのも、光を避けるためには重要です。
2. 高温多湿の場所はNG
湿度が高かったり、温度が急激に変わったりする場所も避けましょう。お風呂場やキッチンの近くはNGです。温度が高すぎると精油の成分が壊れてしまうので、涼しい場所に置いておくのが一番です。理想は、10~25度くらいの温度が保たれる場所ですね。
3. 子どもの手の届かない場所に保管
精油は天然成分とはいえ非常に濃度が高いため、誤って飲み込んだり肌につけたりすると危険です。特に小さな子どもがいる家庭では、しっかり蓋を閉めて手の届かない場所に保管するようにしましょう。
4. 空気に触れさせない
精油は空気と触れることで酸化が進み、香りが変わったり効果が薄れたりします。開封後はなるべく早く使い切るのが理想ですが、長く保存したい場合は、瓶をしっかり閉めて、できるだけ空気に触れさせないようにしましょう。
5. 保管場所の温度に気をつける
たとえば車の中などに精油を放置してしまうことがあるかもしれませんが、特に夏場は車内の温度は急激に上昇し、精油の品質に悪影響を及ぼします。逆に冬は寒すぎて成分が固まったり分離したりすることがあるので、温度管理が大事です。
精油は天然素材だけに、とてもデリケートです。適切に保管することで、香りや効果を最大限に引き出せます。少し手間に感じるかもしれませんが保管方法には気をつけて、精油の魅力を長く楽しんでくださいね。