2025/02/21 09:29

ふとした瞬間に、昔の記憶が鮮明に蘇ることはありませんか? 例えば、子どもの頃に遊んだ庭の草の匂い、初恋の人がつけていた香水、祖母の家に漂っていたお香の香り…。実は「香り」は、私たちの脳と深く結びついている特別な感覚なのです。

香りと脳のしくみ

私たちが香りを感じると、その情報は鼻の奥にある嗅覚受容体を通じて「大脳辺縁系」と呼ばれる脳の領域に直接伝わります。この大脳辺縁系には、記憶を司る「海馬」や、感情をコントロールする「扁桃体」が含まれているため、香りは瞬時に感情や記憶を呼び起こす力を持っているのです。

だからこそ、リラックスしたいときにラベンダーの香りを嗅ぐと落ち着くのはもちろんのこと、昔の楽しい記憶と結びついた香りを嗅ぐだけで、一瞬で心が温かくなることもあるのです。

「なりたい気分」を香りで演出する

この香りの力を利用すれば、日々の気分をコントロールすることもできます。例えば…

集中力を高めたいとき → ローズマリーやレモン
リラックスしたいとき → ラベンダーやカモミール
幸福感を得たいとき → オレンジやベルガモット

香りは、まるで「見えないスイッチ」のようなもの。気分に合わせて適切な香りを選ぶことで、より快適な毎日を過ごすことができるのです。

あなたにとって、特別な記憶を呼び起こす香りは何ですか? ぜひ、その香りを大切にして、日々の暮らしに取り入れてみてくださいね。

#アロマテラピー #香りの記憶 #リラックス #アロマのある暮らし #癒しの時間 #エッセンシャルオイル #香りと脳 #アロマ好きと繋がりたい
#ubclab